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コトびと養成講座
コトびとになるための4つのルート
コトびとになるには、4つのルートがあります。
どのルートからも、あなた自身の暮らしや仕事の中で、 構造を整える視点と実践 を深めていくことができます。
1. セルフコトびと+時々1on1
「セルフコトびと」は、自分の暮らしや人間関係の中で、境界原則を取り入れながら構造を整える実践者になるための入り口となります。Noteの読み物やモヤモヤの箱など、豊富なコンテンツを通して、自分のペースで学び、日常に少しずつ取り入れていきます。
さらに、必要に応じて1on1セッションを組み合わせることで、理解を深め、実際の環境に即した構造の整え方を確認できます。自分自身や身近な人との関係を、無理なく・自然に整えていく第一歩です。
2. コトびと養成講座
関係性を構造から見直す視点と実践を体系的に学ぶ講座。
コトびと養成講座は、境界のある暮らしを実現するために必要な4つの思想を軸に、構造を整える技術を体系的に学ぶ全6回のプログラムです。
毎回の講義では、思想の背景と実践例を組み合わせ、参加者が自身の場に落とし込めるよう設計されています。演習やケーススタディを通して、相手を変えるのではなく、誰もが自然に動き出せる環境を描く力を養います。受講後には、個人や少人数に対する関係での構造づくりが自立して行えるレベルを目指します。
全6回(各回90分) 88,000円(税込)
【STEP1】
関係構造の見立て方
*構造的アプローチの基本
*表面的な言動に惑わされない「関係のかたち」の見極め方
【STEP2】
半分で関わる距離感設計
*自他境界を保つ感覚
*支えすぎず見捨てない「ちょうどよい関係」の設計
【STEP3】
足るを知るミニマム設計
*過剰な支援や制度を整理する思想
*省いてこそ見える関係性の豊かさ
【STEP4】
正しく諦める判断力
*続けられない構造の見極め
*後悔しない「やめどき」の設計
【STEP5】
人が育つ構造の描き方
*自発性を阻害しない環境の条件
*教えない教育から見える関係性の可能性
【STEP6】
構造を暮らしに持ち帰る
*実生活への応用
*自分自身が「境界のある暮らし」を実践する設計者になる
3. 組織対応講座の内容
規模毎の関係設定や制度設計における境界構造を学ぶ
組織やチームにおいて境界原則を活かした構造改革を進めるための実践的プログラムです。
通常の養成講座の内容に加え、複数人が関わる環境特有の課題、役割の重複、境界の曖昧さ、情報共有の偏りなどを、解消するための構造設計力を身につけていただきます。
また、 社内での内製化 や 法人向けサービス提供 に必要な追加思想も学ぶことで、会社や団体の持続的成長を支えることのできる人材として活動できるレベルを目指します。
境界が自然に整う組織構造を描き出すための高度な実践力を養います。
全6回(各回90分) 132,000円(税込)
【STEP1】
組織構造の見立て方
*組織構造のズレや摩擦の見つけ方
*見えにくい境界の崩れを可視化する技術
【STEP2】
半分で関わるマネジメント
*過干渉にならない支援設計
*支援と自走のバランスを見極める
【STEP3】
足るを知る制度再設計
*制度疲れ・ルール依存を構造的に見直す
*最小限で最大の自由を生む設計思考
【STEP4】
正しく諦める経営判断
*うまくいかない事業や関係の見切り方
*全体最適を視野に入れた“やめる設計”
【STEP5】
人が育つチーム構造
*属人性からの脱却
*教えずとも育つ環境条件の整理
【STEP6】
組織向け構造設計実践
*ケースを用いた再設計演習
*提案と説明における境界意識の持ち方
4. コトびと修行
養成講座や組織特化講座を修了し、 コトびととしての登録を経た方 が、実際の現場で経験を積みながら成長を続けるためのステージです。
コトノハコでの 1on1の箱 や 法人向けサービス など、リアルな依頼やプロジェクトに関わり、構造を整える技術を磨いていきます。ここでは、理論を実践に落とし込み、変化し続ける社会や組織の中で柔軟に対応できる力を養います。
修行はゴールではなく、一生を通じて続く「構造を整える旅」の一部です。共に学び合い、社会に境界原則を広げる仲間として歩みます。
未来の社会をつくるのは「構造」
コトびとは、誰かを変える力ではなく、 誰も無理をしない構造を描ける力 を育てる人です。
境界を守りながら、自分を抑え込まず、相手を支配せずに共に生きる。
それを可能にするのは、人格ではなく 構造の設計 です。
「人は変えられない、でも構造は変えられる」
その発想が、これからの支援・教育・組織運営・家族のあり方を、やさしく根本から編みなおしていくはずです。
その始まりに立ち会い、 共に整えていく人 こそ・・・ コトびと です。